持続化補助金・ものづくり補助金・IT導入補助金の補助率引き上げと「事業再開枠」の創設について

現在、新型コロナウイルス感染症の影響を乗り越えるために、小規模事業者持続化補助金、ものづくり・商業・サービス補助金、サービス等生産性向上IT導入補助金において、補助率や補助上限を引き上げた「特別枠」が設けられています。今回、さらに支援内容を拡充した「事業再開支援パッケージ」が策定されました。

具体的には、「特別枠(類型B又は類型C)」の補助率が引き上げられ、「事業再開枠」として感染防止対策の投資に対する別枠が設けられています。なお、本パッケージの内容は、持続化補助金及びものづくり補助金の5月締切分で採択された事業者にも適用されます。

概要

「特別枠(類型B又は類型C)」の補助率の引き上げ(※3補助金共通)

持続化補助金・ものづくり補助金・IT導入補助金の特別枠において、類型B(非対面型ビジネスモデルへの転換)と類型C(テレワーク環境の整備)への投資が一定水準(補助対象経費の6分の1以上)の場合は、補助率を2/3から3/4に引き上げ。

「事業再開枠」の創設

持続化補助金・ものづくり補助金において、ガイドライン等に沿った感染防止対策の投資に対して、新たに定額補助・補助上限50万円の別枠(事業再開枠)を上乗せ。

  • ・補助率:定額補助(10/10)
  • ・補助上限:50万円(又は、総補助額の1/2まで)
  • ・対象者:持続化補助金(特別枠・通常枠)、ものづくり補助金(特別枠)の採択者
  • ・対象経費:業種別ガイドライン等に沿った感染防止対策の経費
    (例:消毒、マスク、清掃、間仕切り、換気設備等の費用)

※39県で緊急事態宣言が解除された5月14日以降に発生した経費が対象

詳細は以下のページをご覧ください。
https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200522002/20200522002.html