本事業は、科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の規定により定められた、指定補助金等の交付等に関する指針に基づき、多様化する社会課題の解決に貢献する研究開発型スタートアップ等の研究開発の促進及び成果の円滑な社会実装を目的として、内閣府が司令塔となって、省庁横断的に実施する「日本版SBIR(Small/Startup Business Innovation Research)制度」の一翼を担うものです。
関係府省庁等が実施する研究開発課題や研究開発フェーズは、国により決定され、研究開発の初期段階(POC、FS)をフェーズ1、実用化開発支援をフェーズ2として、多段階選抜方式を導入した継続支援を本事業内でのみ実施する「一気通貫型」、或いは、関係府省庁等で実施する指定補助金等事業へ接続する「連結型」の2つの方法で実施します。本公募では、「連結型」の研究開発課題のフェーズ1公募となります。
概要
事業期間
交付決定日~2025年3月31日(月)
応募要件
- ・日本に登記されている中小企業等であって、その事業活動に係る主たる技術開発及び意思決定のための拠点を日本国内に有すること。
- ・原則設立15年以内の革新的な研究開発を行うスタートアップ等であること。等
※詳細は、公募要領を参照
対象研究開発課題
- 1. 多様化する障害像を踏まえた汎用性のある自立支援機器の開発
- 2. 食品産業(製造・外食・中食等)の生産性向上に資するスマート技術の開発
- 3. 木質バイオマスを活用した新素材・原料の研究開発(エネルギー利用は除く)
- 4. 林業の安全性向上・労働負荷軽減・生産性向上に資する技術の研究開発
- 5. 波浪観測情報の取得手法の高度化・低コスト化
- 6. 海洋・港湾・湖沼等における効率的な測深作業の実現
- 7. 自然環境のモニタリング技術や生態系解析技術の開発
- 8. 矯正施設における異常行動とその予兆をAI等で検出する技術の研究開発
- 9. 災害時に生き埋めになった生存者を迅速に捜索するセンシング技術やロボティクス技術の開発
- 10. 災害時等に水中での行方不明者等を迅速に捜索する技術の開発
- 11. 低農薬・無農薬でねぎの種苗改良や病害(ねぎべと病等)対策を行う技術の研究開発
- 12. 効率的な畦畔の雑草の発生抑制や除草に関する技術開発
助成上限額
1,500万円/1テーマ
助成率
定額助成
助成対象経費
本事業のためにのみ使用される機械装置等費、労務費、その他経費、間接経費及び共同研究費
※詳細は、公募要領を参照。
公募締切
2024年5月1日(水)12:00
お問い合わせ
(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)イノベーション推進部 プラットフォームグループ SBIR推進プログラム事務局
Email:sbir_pfg@nedo.go.jp
詳細は以下のページをご覧ください。
https://www.nedo.go.jp/koubo/CA2_100456.html