本公募プログラムは、ディープテックの技術シーズを核に国際市場への展開を目指す大学等発スタートアップの創出に向けて、概念実証以降のステップに入ることが適切と判断され、審査を経て採択された課題の事業開発と研究開発を支援します。
採択課題は、技術シーズの事業開発に責任を有する事業化推進機関および研究開発に責任を有する研究代表者が共同代表者となる体制を採り、事業化推進機関のプロジェクトマネジメントのもと、社会・経済に大きなインパクトを生み、国際展開を含め大きく事業成長するポテンシャルを有するディープテック・スタートアップの創出を目指した取組を推進します。課題の推進にあたっては、事業化マイルストン(節目となる中間目標)及び研究開発マイルストンを設定し、それらの達成を目指して事業開発と研究開発を一体的に行うことが必要です。
概要
課題提案者
事業化推進機関および研究代表者(共同代表者)
※詳細な要件は、公募要領参照。
応募要件
応募にあたっては以下の要件を全て満たしている必要があります。
- ・事業化推進機関
- ・事業を構想する能力(起業前段階を含むスタートアップの事業育成や資金調達に関する実績や戦略・計画の立案能力)を有していること。
- ・大学等と連携しながら一体的に事業開発できる実績、能力及び熱意を有しており、本公募プログラムにおいて大学等との良好な関係を構築できること。
- ・法人格を有し、JST が提示する委託研究契約書に従い、JST との委託研究契約が可能なこと。
- ・研究代表者
- ・応募時点において、申請の核となる技術シーズの発明者である、もしくは発明に関わった者であること。
- ・国内の大学等の研究機関に所属して、当該研究機関において研究開発を実施する体制を取ること。
- ・経営者候補人材
- ・経営能力(これまでに起業経験やスタートアップの経営実績等)を有している、または、起業やスタートアップのマネジメントに必要な知識・スキルを習得する能力と意欲を有していること。
※詳細な要件は、公募要領参照
対象事業
大学等発の技術シーズを核にして事業化を目指す研究開発課題の中で、概念実証以降のステップに入ることが適切と判断される課題
研究開発費
原則3億円程度
※正当な理由がある場合、上限5億円の申請が可能です。詳細な要件は、公募要領参照。
補助対象経費
- ・物品費:試作品・技術シーズブラッシュアップのために必要な設備費用・研究用設備・備品、ソフトウェア(既製品)、書籍購入費、研究用試薬・材料・消耗品等の購入費用
- ・旅費:研究担当者及び研究計画書記載の研究参加者等に係る旅費、招へい者に係る旅費
- ・人件費・謝金:本研究のために雇用する研究者、経営者候補人材等(研究担当者を除く)の人件費、人材派遣、講演依頼謝金等の経費
- ・その他:本研究開発を実施するための経費
※詳細な要件は、公募要領参照。
採択数
10件程度
受付締切
- ・事業化推進機関連携希望届(※任意):2023年9月29日(金)12:00
- ・申請書:2023年11月30日(木)12:00
※JSTが支援する事業化推進機関との連携支援を利用する場合。詳細な要件は、公募要領参照。
お問い合わせ
(国研)科学技術振興機構 スタートアップ・技術移転推進部 スタートアップ第1グループ
ディープテック・スタートアップ国際展開プログラム(D-Global)担当
電話:03-5214-7054
Email:start-boshu@jst.go.jp
詳細は以下のページをご覧ください。
https://www.jst.go.jp/program/startupkikin/deeptech/koubo2023.html