本事業は、科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の規定により定められた、指定補助金等の交付等に関する指針に基づき、多様化する社会課題の解決に貢献する研究開発型スタートアップ等の研究開発の促進及び成果の円滑な社会実装を目的として、内閣府が司令塔となって、省庁横断的に実施する「日本版SBIR(Small/Startup Business Innovation Research)制度」の一翼を担うものです。

関係府省庁等が実施する研究開発課題や研究開発フェーズは、国により決定され、研究開発の初期段階(POC、FS)をフェーズ1、実用化開発支援をフェーズ2として、多段階選抜方式を導入した継続支援を本事業内でのみ実施する「一気通貫型」、或いは、関係府省庁等で実施する指定補助金等事業へ接続する「連結型」の2つの方法で実施します。本公募では、「一気通貫型」の研究開発課題のフェーズ1、2の公募となります(一部の研究開発課題はどちらか一方の公募となります。詳しくは、資料の研究開発課題詳細をご確認下さい)。

概要

対象者

日本に登記されている中小企業で、原則設立15年以内の革新的な研究開発を行うスタートアップ等(財団法人、社団法人、NPO 法人を含まない)

※詳細は、公募要領を参照

対象研究開発課題

研究開発課題毎に公募対象フェーズを定めております。

  • 1. 食品製造分野での自動化を実現するロボティクス技術の開発(フェーズ2)
  • 2. 市町村が被災状況を把握するための技術の開発(フェーズ1、フェーズ2)
  • 3. アルミリサイクルプロセスの効率化・高度化に資する技術開発(フェーズ1)
  • 4. 高生産性を実現する新方式による金属積層造形技術の開発(フェーズ1、フェーズ2)
  • 5. 素形材産業の製造現場における目視検査等の自動化技術の開発(フェーズ1、フェーズ2)
  • 6. 民間宇宙活動で推進する産業発展及び国際競争力強化に資する技術開発(フェーズ1、フェーズ2)
  • 7. 高齢者の自立支援や介護者の負担軽減等に資する福祉機器の開発(フェーズ1、フェーズ2)
助成上限額

フェーズ1:2,000万円(1テーマ)
フェーズ2:1.5億円(1テーマ)

助成率

フェーズ1:定額助成
フェーズ2:2/3

事業期間

フェーズ1:1年間以内
フェーズ2:2年間以内

公募締切

2024年5月31日(金)12:00

お問い合わせ

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
イノベーション推進部 プラットフォームグループ SBIR推進プログラム事務局
Email:sbir_pfg@nedo.go.jp

詳細は以下のページをご覧ください。
https://www.nedo.go.jp/koubo/CA2_100458.html