11月8日(水)に横浜市経済局が主催する第5回横浜ベンチャーピッチがパシフィコ横浜の会議センターで開催され、IoT、VR、ARに関連する横浜市内のベンチャー企業の5社が登壇しました。

ベンチャーピッチとは、成長を目指しているベンチャー企業が、事業提携や資金提供を考えている企業・金融機関等が集まる場でプレゼンテーションする機会を持つことが目的のイベントです。

登壇企業のうちの一つである、株式会社ブリッヂ 代表取締役 加藤氏は室内版のGoogleストリートビュー(Googleマップ インドアビュー)撮影カメラマンであった経験を活かして2013年に会社を創業。現在はその室内版Googleストリートビューの撮影と、ハンドメイドのVRコンテンツ制作を事業の柱としていることが紹介されました。

導入事例で観光地の京都で実施された活用方法や、長野県では町民自らが写真撮影して自分たちの町を紹介する地域活性化の取り組みとして利用されたことが説明されました。

また、みなとみらい地区にあった横浜マリノスタウンでは閉鎖にあたって写真で記録を残すためにVRコンテンツとしてパノラマ写真の撮影をおこない、丁寧にヒヤリングを進めてサッカーファンだけではなくスタッフの思い出の場所も記録に残したというお話があり、今後も場所に依存するサービスや施設などで積極的なPR方法として販売していく事業計画が紹介されました。

 

各社15分間のプレゼンテーションと、10分間の質疑応答の時間が用意されましたが、予定時間をオーバーして質問に答える場面もあり、オーディエンスの興味深さが伺えました。

年度内にも第6回横浜ベンチャーピッチが予定されていることが司会から紹介され、閉会後は登壇者とオーディエンスの名刺交換会の時間となりました。

概要

日時:平成29年11月8日(水)14:00~17:00
会場:パシフィコ横浜 会議センター 211・212
定員:約100名

登壇企業

DAS株式会社
事業概要:街をゲームの舞台にする謎解きタウンの運営
登壇目的:事業提携、販路拡大
http://www.d-a-s.jp/

株式会社ブリッヂ
事業概要:Googleストリートビューの撮影、及びVRコンテンツの制作
登壇目的:事業提携、販路拡大
http://briddi.jp

MedVigilance株式会社
事業概要:力と動きを可視化する最先端運動工学ウェアラブルディバイスの開発
登壇目的:資金調達、事業提携
https://medvigilance.com/ja

ジェネクスト株式会社
事業概要:ドライブレコーダーを用いた道交法違反自動取得による交通安全
登壇目的:資金調達、販路拡大
http://www.genext.co.jp

インフィニテグラ株式会社
事業概要:社会インフラを支えるIoT/ウェアラブル特化型カメラソリューション
登壇目的:人材採用
http://www.infinitegra.co.jp/index.htm

 

イベント詳細はこちらのページをご覧ください
http://yokohama-v-pitch2017.strikingly.com/