横浜ソーシャルビジネス事業者レポート vol.2 《森ノオト 北原まどかさん》


青葉区の「森ノオト」は、地元に住む子育て世代の女性たちによる暮らし目線のメディア。そのコンセプトは「持続可能な社会の実現」だ。オシャレで楽しく発信することで、情報発信を通じて社会をエコにする活動に参加する人を増やし、社会をエコに変えていくことを目指している。「森ノオト」の社会を変える参加型情報発信について、活動拠点「森ノオウチ」で、代表の北原まどかさんにうかがった。

情報発信メディア「森ノオト」の立ち上げ ― 1人から私たちへ

フリーライターだった北原さんが、2009年に一人でスタートした「森ノオト」。読まれる記事であるため質と量にこだわり、当初から月間20本の記事を掲載していた。取材を続けるうちに、自分たちの活動を取り上げてという声や、取材先で逆取材を受けるようになる。北原さんは、人は発信したいものがあり、何かアクションしたいと気付いたという。そして、エコに関心のある森ノオトらしい人を一人ずつ口説いて、5人のメンバーが、2010年にリポーターデビューした。

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メディアの成長 ― リアルな場で人と人をつなぐ「コト」づくりへ

2011年の2周年パーティーでは地域の人、120人が祝ってくれた。その時に「森ノオト」を取り巻くコミュニティが育っていることを実感。このコミュニティをリアルな場で人と人をつなぐ「コト」にできるのではないか、と考えたという。

2013年にNPO法人化して最初に取り組んだのは外部からの参加も可能にしたリポーター養成講座。これはライターとしてのノウハウだけでなく、社会をエコにかえていくという「森ノオト」らしさを考え、伝える機会になった。組織が育ち、リポート以外の得意なことで「森ノオト」に関われる人があることにも気付く。「森ノオト」というプラットフォームを通じて人がどういうふうに活き活きとできるか、そのための場をどうやったらつくれるかが発想の原点。イベントの開催も情報発信と位置づけている。ライターとしてだけでなくイベントで活躍するなど参加の幅が広がっていった。

キャプション(写真提供:森ノオト)リポーター養成講座での省エネ講座
リポーター養成講座での省エネ講座 写真提供:森ノオト

市民参加をデザイン ― アクションする人を増やしていく

2014年からはリポーターを完全公募にした。すでに関心のある人に情報を届けるだけでは社会は変わらないと考えたからだ。「ふつうの人」の参加を増やし、アクションする人を増やしていく。養成講座では、取材対象は自由だが、そこから何かしらのエコな部分を見出すように伝えており、取材をしていく中で、リポーターがまちとつながり、エコに変わっていくのがわかるという。情報発信を通じて社会をエコにする活動に参加するお母さん達が増えることは、暮らしの向上と地球温暖化から子どもたちを守ることにつながっていく。

同年2014年には、より多くの地域住民を巻き込んだ情報発信として、冊子「たまプラーザの100人」を作成。この事業ではクラウドファンディングも利用し、支援者へのお返しのひとつにノウハウ移転も盛り込んだ。2015年8月にはその事業が川崎市宮前区でスタートするという。住民参加型のメディアをまちづくりのパッケージにする「森ノオト」のチャレンジは、青葉区から他の地域へも広がり始めている。

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組織概要

特定非営利活動法人 森ノオト
http://morinooto.jp/

横浜市北部の青葉区を中心にエコロジーかつオーガニックな地域情報を発信。持続可能で有機的なあたらしい都市型ふるさとづくりを目指し、地域住民と一緒につくるエコメディア。

所在地:〒227-0033
横浜市青葉区鴨志田町818-3

取材:2015年7月


横浜ソーシャルビジネス事業者レポート vol.2 《森ノオト 北原まどかさん》


青葉区の「森ノオト」は、地元に住む子育て世代の女性たちによる暮らし目線のメディア。そのコンセプトは「持続可能な社会の実現」だ。オシャレで楽しく発信することで、情報発信を通じて社会をエコにする活動に参加する人を増やし、社会をエコに変えていくことを目指している。「森ノオト」の社会を変える参加型情報発信について、活動拠点「森ノオウチ」で、代表の北原まどかさんにうかがった。

情報発信メディア「森ノオト」の立ち上げ ― 1人から私たちへ

フリーライターだった北原さんが、2009年に一人でスタートした「森ノオト」。読まれる記事であるため質と量にこだわり、当初から月間20本の記事を掲載していた。取材を続けるうちに、自分たちの活動を取り上げてという声や、取材先で逆取材を受けるようになる。北原さんは、人は発信したいものがあり、何かアクションしたいと気付いたという。そして、エコに関心のある森ノオトらしい人を一人ずつ口説いて、5人のメンバーが、2010年にリポーターデビューした。

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メディアの成長 ― リアルな場で人と人をつなぐ「コト」づくりへ

2011年の2周年パーティーでは地域の人、120人が祝ってくれた。その時に「森ノオト」を取り巻くコミュニティが育っていることを実感。このコミュニティをリアルな場で人と人をつなぐ「コト」にできるのではないか、と考えたという。

2013年にNPO法人化して最初に取り組んだのは外部からの参加も可能にしたリポーター養成講座。これはライターとしてのノウハウだけでなく、社会をエコにかえていくという「森ノオト」らしさを考え、伝える機会になった。組織が育ち、リポート以外の得意なことで「森ノオト」に関われる人があることにも気付く。「森ノオト」というプラットフォームを通じて人がどういうふうに活き活きとできるか、そのための場をどうやったらつくれるかが発想の原点。イベントの開催も情報発信と位置づけている。ライターとしてだけでなくイベントで活躍するなど参加の幅が広がっていった。

キャプション(写真提供:森ノオト)リポーター養成講座での省エネ講座
リポーター養成講座での省エネ講座 写真提供:森ノオト

市民参加をデザイン ― アクションする人を増やしていく

2014年からはリポーターを完全公募にした。すでに関心のある人に情報を届けるだけでは社会は変わらないと考えたからだ。「ふつうの人」の参加を増やし、アクションする人を増やしていく。養成講座では、取材対象は自由だが、そこから何かしらのエコな部分を見出すように伝えており、取材をしていく中で、リポーターがまちとつながり、エコに変わっていくのがわかるという。情報発信を通じて社会をエコにする活動に参加するお母さん達が増えることは、暮らしの向上と地球温暖化から子どもたちを守ることにつながっていく。

同年2014年には、より多くの地域住民を巻き込んだ情報発信として、冊子「たまプラーザの100人」を作成。この事業ではクラウドファンディングも利用し、支援者へのお返しのひとつにノウハウ移転も盛り込んだ。2015年8月にはその事業が川崎市宮前区でスタートするという。住民参加型のメディアをまちづくりのパッケージにする「森ノオト」のチャレンジは、青葉区から他の地域へも広がり始めている。

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組織概要

特定非営利活動法人 森ノオト
http://morinooto.jp/

横浜市北部の青葉区を中心にエコロジーかつオーガニックな地域情報を発信。持続可能で有機的なあたらしい都市型ふるさとづくりを目指し、地域住民と一緒につくるエコメディア。

所在地:〒227-0033
横浜市青葉区鴨志田町818-3

取材:2015年7月